借地権に挙げられるマイナス意見

土地をすでに持っている方ならあとは家を建てるのみですが、これから土地を購入しようと考えている方に、選択肢をひとつ増やしたいと思います。
その選択肢とは借地権のことです。

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借地権に対してどのようなイメージがあるでしょうか。ほとんどの人は、土地を所有している誰かから土地を借りること、と考えるでしょう。それは正しい答えです。それと同時に借地権に対するマイナスの意見も多く聞こえてきます。
たとえば、自分の所有する土地じゃないからいつかは返せないといけないとか、自分のものにならないなら意味がないとか、財産としての価値があまりないので所有権の方がいいとか、自分のものにならないのに地代を払い続けないといけないとか。

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どれも確かにもっともな意見といえます。

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しかし、それらは確かに借地権のデメリットばかりです。メリット面についてはどのくらい一般的に知られているのでしょうか。
日本では、財産となるマイホームは土地を含めて所有することに意味があるとされているため、借地権は一般的ではありません。上に挙げられるマイナス意見もそうした考えが根本にあるがゆえともいえます。

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主な借地権のメリットについて

借地権は一般的ではないので、当然ながらメリット面もあまり知られていません。では、借地権のメリットとは、どういうところにあるのでしょうか。
借地権の最大のメリットはやはり、価格にあります。所有権に比べて借地権が安くなるのは当たり前といえば当たり前です。所有権に比べて平均で3〜4割ほど安いのが借地権の特徴です。
例えば1000万円の土地が借地権だと600〜700万円になります。これはローコスト住宅を考えている方にとっては魅力的ではないでしょうか。
自分のものにならないのに600〜700万円もかかるなんて高すぎる、と考える人が大方の意見かもしれません。しかし、この300〜400万円の違いは住宅ローンを組んだ場合に月々の支払いが変わり、総額にすると大きな差となります。

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ここで挙がる意見が、でもその代わり地代が毎月かかるから、結局安くなっても意味がないというものです。
しかし、地代はローンの支払いに比べて安めに設定されているのが一般的です。つまり毎月の支出がローンの支払い以上に高くなることは通常はありません。
さらにいえば、借地権は土地を所有していないので、所有した場合に支払う義務のある固定資産税などの税金を払う必要はありません。
それに、借地権の契約の内容によっては更新を続ければ、土地を返すことなく借り続けることだって可能です。
しかも、遺産相続の際にも、権利義務を地主の承諾の必要なく相続人がそのまま受け継ぐことができるので、引き続き住み続けることだってできるのです。

どうでしょうか。一般的ではない借地権にも充分魅力的なメリットがあったと思います。先ほどのマイナスの意見と合わせて判断するといいでしょう。
イニシャルコストのかからない借地権はローコスト住宅に向いている面があります。土地の所有にこだわりを持つ方が大半ですが、土地の所有にこだわらないという方にはうってつけの選択といえるでしょう。ひとつの選択肢として借地権も検討するといいでしょう。
では、そんな借地権についてもう少し詳しくみてみましょう。ひと口に借地権といっても種類はさまざまです。そこで、代表して定期借地権について説明します。これからローコスト住宅を購入するにあたり、借地権も選択のひとつとして考えている方は、ぜひ定期借地権についても詳しくなるといいでしょう。